小心者でも言いたいことがある。~公務員として働いていましたが、うつ病になりました。~

地方公務員として働くアラサー腐女子。典型的パターンでうつ病を発症してしまう。悩み藻掻きつつも幸せを掴みたい。日々の奮闘をまとめます。

死なばもろとも~結婚ってなんでするの?~

こんにちは。中瀬一菜です。

人生とは…結婚とは…とウンウン唸って考えたことを文字に起こそうと思います。

こういうとき、こういう場所はいいですね。

とりとめもないことですが、走り書きということで記録します。

 

結婚ってどうしてするんだろう?と、休み始めてからよく考えていました。

動物的本能で子孫を残すために~というのは、納得できますが、

だったら、人間にだけ備わった理性は邪魔でしかないのでは?と思うのです。

そんなものを持っていれば、恋愛の様々な場面で、ふと我に返っては、

「なんてこっぱずかしいことをしてるんだ!」と考える余地を残してしまう。

それでもなお、子孫を残すわけで、わたしも残された子孫なわけですが、

なんて非生産的なんだろうと…

いや、この際、理性の存在理由については、もうあるものなんだから良いとして…

 

にしても、そんな動物的な存在の人間から遠ざかった状態で結婚する意味とは、

子孫を残す以外にどういうものがあるのか?と思うわけです。

わざわざ恋をして、面倒くさいやり取りをして書面をそろえて結婚して…

夫婦という最小単位の新たな家族を作る意味はなんなんだろう?と。

 

これについて思うに、

今の世の中で、たった一人で生きていくには厳しくて、

いろんなものに押し潰されてしまうから、凸凹がはまる様に一緒になるのではないか?

と考えるようになりました。

 

よく、男女平等!女性の権利を守れ!といった類の議論を見ることがありますが、

わたしは、男性と女性の間に、絶対的な平等はないと思っています。

男性は、骨格がしっかりしていて、背が高い、体力がある。

女性は、肉付きが良くて、小柄、子供を産むことができる。

そもそも、両者は異なる性質があって、得意なことが異なる以上、

男性と女性は絶対的に平等ではなく、相対的な平等ないし合理的な区別を認めていく

べきだと思います。

 

ちょっと話がずれましたが…本筋に戻ります。

男性と女性では、ちょっとずつ得意なこと・不得意なことが異なっている。

さきほどわたしの分析をそう述べました。

でも、社会で生きていく過程では、そんな個々人の得意・不得意なんて考慮されず、

男性・女性ともに、それこそ絶対的平等に様々な物事が圧し掛かってきます。

例えば、1日8時間働くということ、ストレスや差別に耐え抵抗すること、

バランスのとれた食事をとること、お金の管理をすること、

税金を納めること…他にもいろいろあると思いますが…

 

ただ、目を開けて息をするだけでも、大変なのです。

社会に貢献しながら社会人として生きる、それも充実して生きるなんて、

なんて息も絶え絶えな大仕事でしょう。

わたしはこの病気をして、心からそう思います。

でも、病気をしていない人からすれば、なんてことないわよ~という調子で、

ひょいひょいとこなすことができるのかもしれません。

この捉え方の違いこそが、結婚する・しないに繋がる差がであると思うのです。

たったひとりでは難しい人生も、得意不得意の異なるふたりになれば乗り越えられる。

結婚の精神はそういうものだと思います。

 

わたしは、病気にもなりましたし、きっと人生を一人で生きていけない部類の

人間です。そう自負しています…いや、せざるを得ないというか…

婚活となると、やれ年収が幾らだ、趣味がどうだこうだと、うるさいですが、

そんなこと些細な話だと思うのです。

思いもしない絶望や、ありえない希望を共にして人生の最後まで寄り添い、

ただ死に際に仕合せだと思える人生を送ることが、

一番大事にしたいことだと思うのです。

 

ということで、この人と一緒ならば、と人生を預けることができる人、というのが、

決定的な条件ではないか、そんなたいそれたことを考えてしまうわけです。

 

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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
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