小心者でも言いたいことがある。~公務員として働いていましたが、うつ病になりました。~

地方公務員として働くアラサー腐女子。典型的パターンでうつ病を発症してしまう。悩み藻掻きつつも幸せを掴みたい。日々の奮闘をまとめます。

2018年冬ドラマ『アンナチュラル』の感想

こんにちは。中瀬一菜です。

一応、脚本家を目指していて、専門の勉強もしているわたくし。

うつうつとしたブログですが、そっちの毛色も出したく、ちょっとだけ脚本について語ります。

 

今日は2018年冬クールドラマの『アンナチュラル』についてです。

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脚本は、野木亜紀子さんです。

『逃げるは恥だが役に立つ』を手掛けた脚本家さんです。

わたしは、野木さんの脚本なら面白いに違いないという第六感を信じで視聴しました。

俳優さんも大切ですが…わたしはそれより脚本です。

ちなみに、主役は石原さとみさん。窪田正孝さんや、市川実日子さんも出演されています。俳優陣からしても、期待大ですよね。

 お話の内容としては、何らかの原因で亡くなった人を解剖して、事件なり問題なりを解決していく…という、文字にしてしまえばちょっと見る人を選びそうな内容です。

 

一通り視聴して、第一に思ったのは、1時間のドラマとは思えない、でした。

めちゃくちゃ濃密だと思います。

お話が二転三転とするのに1話で完結…プロってすごい。

素人のわたしが同じ話を書けば、きっともっと時間(枚数)がかかると思います…

 

いや、そもそも、しょっぱなから目が離せないです。

全然関係ない話やギャグで、いつの間にか仕事内容や登場人物の紹介が終わってます。

 

一般人からは想像しにくい世界ですが、採用されて間もないバイト君がいるため、彼の反応を見ることでどんどん親近感が出てきます。

ちなみに、お話の関係上、毎話に死体を解剖する描写があるのですが、このあたりの直接的な描写は無いので、免疫のない方でも大丈夫です。

 

それに、会話のテンポがやや速いのではないでしょうか?

シリアスな部分との緩急がついて、ダラダラ感がなく、ずっと見てしまう…

 

あと、細かな話ですが、小道具の伏線バッチリ張ってあって(それも画面に出てる)、「え、どっから出てきたんやその話…取って付けたんとちゃうやろな」という、がっかりポイントがありませんでした。

 

あとは、1話でこれから問題になるであろう伏線もしっかり張られていて、一話完結のお話の中に、1クール全体に及ぶ伏線まで用意するって…

しかも、かなりボリュームのあるお話で…

ひたすらプロってすごいなぁ…でした。

 

2018年冬クールの中で、一番面白いなぁと思いました。

元気なキャリアウーマン役ではない石原さとみさんも目が離せないし…

市川実日子さんのキャラクターも面白いし…そもそも市川さんが好きですし…

このドラマを追いかけることで、わたしはこの冬を乗り切れそうです。

 

最後にこのドラマの主題歌を。良い曲ですね、ワンフレーズだけではっとします。

 

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