こんにちは、中瀬です。久々に映画の感想について。
ゆるキャン△
ちょっと前にアニメ化した作品です。女子高生がキャンプをするお話(ざっくり)です。
わたしはこの作品がとても好きで、アニメは2周は見てる。もうずっと見てた。なにも気負うことなく、ただ流していて不快ではない、むしろ癒されるって貴重な作品なんですよ。
わたしは、なでしこちゃんが好きですね…ただの元気っ子じゃない、ちょっと繊細な空気の読み方ができる感じが好き…
というこの作品が映画化するとのこと。見に行くかどうか悩んだのですが(映画館で見る必要性があまり感じられず…アマプラを待とうかと思ってた)、クチコミが良かったので思い切っていってきました。
映画になったゆるキャン△もやっぱりゆるキャン△だった
※以下ネタばれ注意!※
ザックリとしたあらすじは、社会人にたった登場人物たちがキャンプ場を作るお話です。
みんなそれぞれバラバラになっていて、冒頭のりんちゃんの通勤シーンはちょっと辛かった…リアルな大人の世界…ゆるキャン△の世界にリアルを持ち込まないでよぉ…(涙)
でも、みんなが集合する場面では、アニメのときのドタバタ劇が垣間見えた感じがして、一気に楽しくなりました。
それから始まるキャンプ場作り…ここからは脚本ご苦労様ですという感じ。
まず、登場人物たちがバラバラの場所に住んでいる(東京、神奈川、愛知そして山梨)、毎日連続して作業をしているわけではない、このあたりの時間的距離的省略を違和感なく行うのは結構大変だったのでは…と思いました。伏線の張り巡らせ方もとても緻密で…(以下略)
制作側のお話は置いといて…
途中、キャンプ場作りの雲行きが怪しくなるのですが、ここの描写がとても綺麗でした。みんな、はっきり気持ちを口に出さないんですよね。それを音や台詞で婉曲的に表現しているので、辛いシーンがより辛く感じてしまった。
ここで、このままの流れで散り散りになりそうだったみんなをまとめたのは、やっぱりなでしこちゃん。もちろん、ここでもはっきり「~しようよ!」というのはなく、遠回しに諭すように台詞が続く。
本当にやさしいなァ。やっぱり映画でも、ゆるキャン△は変わらず優しい世界のままでした。
最終的には大団円でまとまるのですが、それがとても心地よかったです。(当然ですが、料理の描写がキレイすぎて。めちゃくちゃおいしそう。)
ふと、自分はどうだろうかと、考えてしまいました。高校時代の友人。やっぱりみんな日本各地に散り散りになっていて、それぞれが家族を形成していたり、仕事に励んでいたり、なんとなく近況はまだ薄くつながった縁で知ってるけれど、直接的なつながりは途絶えて久しい…
なでしこちゃんたちのように、またなにか、集まることができたら。わたしだったら何をしようか。
少々身の上話をさせていただきますが、わたしはうつ病を患っておりまして。患った当初のころ、仲良しの友人5人で大掛かりな旅行(同窓会?)をしたことがあります。みんな張り切ってて、とても楽しかった… わたしなんか、後日撮りためた動画を編集して、DVDに焼いてみんなに送り付けましたからね。
下記記事で少し触れておりますので、お時間ある方はぜひ。
また、こういうことができるかなァ…まだ縁は途切れていないかなァ…
しんみり、ほっこり、良い映画でした。
なにはともあれキャンプだよ
それはそうと、やっぱりわたしもなでしこちゃんたちのように、キャンプがやりたい!笑
とはいえ、わたくし、虫全般がほんとうにダメで…
行くなら絶対に冬キャンなのですが、そうしたって女一人でってなかなか厳しい…
だれか一緒に冬キャンやりませんか…;;;;;
わたしも、なでしこちゃんたちと同じことやりたい!ほっこりしたい!
…というのをもうアニメ放送の当時から言い続けていますから、もう相当長いこと実現できていないのですが、今年こそはどうにか達成したいところです。一応、道具は少しずつ買ってはいるんです。そう、準備ばかりが進んで、一向に実行が伴う様子がなく…
目ぼしい友人(生贄)たちに、ゆるキャン△を布教するしかないですね。
みんな、ゆるキャン△はいいぞ。
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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
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