小心者でも言いたいことがある。~公務員として働いていましたが、うつ病になりました。~

地方公務員として働くアラサー腐女子。典型的パターンでうつ病を発症してしまう。悩み藻掻きつつも幸せを掴みたい。日々の奮闘をまとめます。

働いてないうつ病患者だが、賃貸の審査を無事通過しました!

こんにちは、中瀬です。一人暮らし再開計画の余談です。うつ病無職(実質)の賃貸借契約について。

 

 

住宅弱者

住宅弱者」という言葉をご存じでしょうか?

経済的事情や年齢、健康状態などを理由に、賃貸物件を借りることが難しい人たちのことです。

うつ病で働くことができない…障害年金で生活してます…そういう人たちも、住宅弱者に該当するんです。

そう、わたしのことな!!!(ドーン)

そんな住宅弱者な中瀬さんですが、今回何を血迷ったかふたたび一人暮らしをすべく行動中でして。詳細は下記記事からどうぞ。

www.me10s2ct.com

そもそも一人暮らしをするための物件を用意できるかどうかが問題という…そもそも論ジャン…

なんですが、まあ、やってみないと分からないよね!不動産屋に突撃して実際はどうなのかを調査しました。

 

 

審査のいろいろ~不可能と思ったらそこで試合終了~

一人暮らし再開計画のなかで生活費の計算もしたのですが、だいたい家賃に賭けられるお金は4万円が限界です。

中瀬さんがクソ田舎に住んでいるからと言っても、さすがに4万円はスソの値段。なかなか戦況は厳しいのでありました。

とりあえず突撃した不動産屋さんでまずはダメもとで相談をしました。

中瀬「わたし、フリーランスでデザイナーをしていまして、定期的な収入がなく…今年始めたばかりで…」

※障害年金受給中とは言っておらず、障害者であることはクローズにしています。当然に不利になる情報なのでお口チャック。

担当さん「あー…」

中瀬「こんなのでも審査通りますかね?」

担当さん「審査は物件を扱う会社によってさまざまなんですよ~。でも大丈夫です。審査が通るところありますよ~」

中瀬「!?!?!?!?」

実は身内に不動産関係者がおりまして。わたしの状況を知るや否や、そんな状況で借りれるわけないやろ!と一蹴されたんですね。

でも、世の中にはフリーランスの方はたくさんいるし、というか働けない人だって住むところは必要だし。

やっぱり実のところは違いましたね、住宅弱者中瀬さんに勝ち筋が見えました。

さらに詳しく話を聞いていくと、会社によるという審査の実情が見えてきました。

某A社:審査には給与明細が必要。

某D社:給与明細は不要だが、定期収入がない場合、預金額が300万以上ある証明(通帳のコピーなど)が必要。

その他:健康保険証があればOK  などなどなど…

なんだか、会社によっていろいろなんですね。

なんとなく事前に調べたところによると、巷では「定期収入がない場合、家賃の2年分の預金があること」が目安のようだったのですが…実際のところは全然そうでもなかったです。

結果的に、ちょうど希望通りの物件が見つかったので、そこで即決しましたトサ。

会社によっていろいろなので、不動産屋さんで素直に事情をお話して、審査がイケそうなところを探してもらうというのが良いと思いました。

 

 

住宅セーフティーネット

と、ここまで民間の不動産屋さんで借りる場合のお話をしてきましたが、実は住宅弱者向けの物件をあっせんする仕組みがあるんですよね。

www.mlit.go.jpko

ここでは住宅弱者を「住宅確保要配慮者」と定義し、「低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子育て世帯」と指定しています。

わたしの場合であれば、低所得者・障害者が該当しますね。

そんな人たちのために、ちゃんと借りられる物件を用意するのがこの制度です。下記から検索することができますよ。

www.safetynet-jutaku.jp

…まあ、わたしも最初はここから探そうかなと思いましたが、なんか知らんけど家賃高い!;;;;;

配慮されて準備があるのは安心しましたが、わたしの場合は現実的ではなかった…

 

 

障害者だと割引になるUR住宅機構

なお、都市部にお暮しの場合、UR住宅機構も検討するとよさそうです。

障害者向けに優遇措置がありますよ。(あまり表立っていませんが…)

まあ、中瀬さんの場合は、UR住宅が近くになかったので(さすがクソ田舎)最初から検討外となってしまいましたトサ…トホホ…

www.ur-net.go.jp

 

 

あとは公営住宅もあるが…

最後に、わたしが最初に検討したのは公営住宅ですが…

自治体によっては、世帯のみを受け付けたり、障害者なら単身でもOKとしたり、いろいろな様子なのでぜひご確認してみてください。

なんですが、これについては公務員仲間の友人(この方は現役)から説得がありました。ありがたい話です。

中瀬「公営住宅考えてるんよね~」

友人「…いろんな人がおるよ。本当にお金が無かったり、母子だったり、高齢だったり。生活保護のひとも」

中瀬「せやなぁ…」

友人「お役が回ってきて自治会みたいなこともせんといかん。掃除とか。回覧板とか」

中瀬「よねぇ…」

友人「中瀬さんは、私が見たところによると、公営住宅に入るのはちょっと違う気がする…」

中瀬「なるほど…」

公営住宅を否定するわけではありませんが、入るならそれなりに大変だぞというワケです。そもそも抽選制だしさ。

 

 

住宅弱者だからなんだって話

ということで、わたしが不動産屋さんで聞いてきた話から、セーフティーネット、割引があるところ、そして公営住宅といろいろ挙げましたが…

要するに、住宅弱者であっても、どうにかなるということ!

住宅弱者だからずっと実家暮らし確定、ではないのであった。

今回わたしが借りられたのが、良い証明なんじゃないかなと思います。

マジでちゃんと審査通ったから。大家さんには感謝しかないっす…;;;;;

わたしのような住宅弱者の方々、わたしが大丈夫だったから行けるって。ということで現場からは以上です。

 

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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
Twitter  https://twitter.com/ebihuraiumeeee

Instagram  https://www.instagram.com/utsu.kokuhuku/

note        https://note.com/me10s2ct

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