こんにちは。中瀬です。
初めて遺伝子検査を受けてみましたので、そっと結果をお見せしつつ、思ったことを語りたいと思います。
遺伝子検査を受けるきっかけ
わたし、こういうの大好きなんです。自己分析とか、心理テストとか。自分のことを知るのが好き(あわよくば自分語りをしたい…と思っちゃう程度に陰キャすぎて会話をしたりない)という残念なアレなんですが…
今回の遺伝子検査の直接のきっかけは、いつもお世話になっておりますDaiGo師匠でした。この放送には弟さんのりょうごくんも登場してるよ。
遺伝子検査を受けてみたんだけど~みたいなお話をしていて、遺伝子的には性格はこれこれだけど自己評価的には違ってる…と結果を見せていただきながら聞いておりました。
…ふむ、なにそれとっても興味深いんだけど。ソワソワ
中瀬さんの中の人、現在うつ病で休職中。自分の性格とか、向き不向きとか、ちゃんと知っておきたいなぁと思っていたところです。科学的に自分の性格を分析できて、それに対して策を練れるというのは、これかなり効率が良いのでは…?
しかも、ちょうどDaiGoさんが使った遺伝子検査が、この放送で発行しているクーポンを使うと割引になる(現在は終了しています…)ということで、即行で買っちゃったのでした。
DaiGo師匠経由でわたしが購入したのは、ジーンライフさんのMyself 2.0というもの。お値段約3万円でございます。お高いですけど、お値段以上の諭吉の使い方だと思うの。
ちなみに…わたくしうつ病で抗うつ剤を飲んでいるのでなんかちょっと心配だったのですが、遺伝子の情報って一生変わらないとのことです。安心して受けることができました。
遺伝子検査の中身を紹介
では、遺伝子検査ってどんなかんじなのかちょっとお見せしたいと思います。
注文すると、白い段ボールで荷物が届きました。
大きい段ボールですが、遺伝子検査キット自体は小さい箱に入っています。さらに中を開けていくと…
- 検査できる内容の一覧
- 遺伝子検査を受けるにあたっての注意事項
- 注意事項を読んですべて了承する旨の同意書
- 返送用封筒
- 遺伝子検査の方法を書いた説明書
- 遺伝子検査で送り返す容器
だいたいこういったものが収まっていました。
遺伝子検査って何で調べるねん?なのですが… わたしが使ったMyself2.0では、規定量の唾液を採って検査元へ送るという方法で行いました。血液とかいろいろあると思うんですけど…痛くない方法で一安心です。
唾液を取るにあたって、歯磨きや食事のタイミングなどで制限があるので、こういうったことを守って唾液を容器にダラーっと入れちゃいます。唾液を採るなんて…学生時代、成績の点数稼ぎで提供した以来だわ… (ちなみに、その唾液は顕微鏡で同級生たちに観察されるという…お金のために体を売っちゃう典型的BL漫画の受けちゃんみたい…)
そして、これまた注意事項を守って、たしかその日のうちにポストに投函して、わたしがすることは以上終わりです。あとは、結果は検査元のジーンライフさんのHP・専用アプリで確認するので、IDとパスワードをしっかり保存しておきます。
そして、肝心の結果ですが…約一か月後に出ます。さすが遺伝子検査、インフルエンザやピロリ菌の検査みたいにすぐは分からないのだ。
購入から結果が分かるまで期間が長いので心配になりそうなところですが、ジーンライフさんから、唾液の受領・検査終了など折々でメールが来るので、安心して待つことができますよ。
中瀬さんの中の人の結果
わたしが唾液を送ったのが1月中ごろ。結果は予定通り2月の中ごろに返ってきました。
しかし、これだけでは終わらないのが、この遺伝子検査。遺伝子とは別に、質問項目にこたえる形で性格分析が用意されています。遺伝子の性格と自認している性格(いまの環境で決まっている性格)、この両方から見て行くから面白い… ちなみに、この質問項目、60個あります…多い…
質問項目も答え終えるて、ようやくジーンライフさんのMyself2.0の検査は完了です。
そしてわたしの結果がこちら!
なんだか…何かを犠牲にして何かを得たっていう感じ…鋼の錬金術師かな、等価交換的な…???
どうやら、本来の遺伝子でいうところの私の性格は、「とても社交的で、でも勤勉ではない、あとは平均的」だったらしい。しかし、今の環境の私はその真逆です。わたしの中の遺伝子よ…いったいこれはどういうことだってばよ…もうちょっと今の環境でも社交的で良かったんじゃないか…???
結果はこのグラフではなくて、各検査項目ごとに細かく分かれています。中でも面白かったのがこちら。
あれれ~~~…おかしいなぁ~~~…わたしってストレスへの反応鈍い&ネガティブになりにくいのか~~~…
うつ病になっちゃった=ネガティブでストレスに敏感と思いがちですが、実は遺伝子的にはそうではなかった説! 確かに、主治医から「うつ病はだれでもなりうる病気」とも言われたことあるし、そりゃそうかぁ。
一方で想定通りだったのがこちら。
言葉の定義が難しいですが、この検査でいうところの神経質とは、「外部で起こる物事に敏感に反応する性質」みたいな意味。検査の解説の中ではこのように言われています。
何事にも敏感で、慎重な行動をするタイプの人を神経質な人と言いますが、このタイプの人はストレスを溜めやすく、不安を感じやすい傾向があります。
センチメンタリティとは、「物事に対して感傷的になる・情緒が豊か」とかそういう意味。検査の中ではこんな解説がありました。
「センチメンタリティ」は「報酬依存性」と関連する要素の1つで、センチメンタリティの傾向が高い人は情緒豊かで、感傷的であるのに対して、低い人は冷静で感傷的にならないようです。
…要は、わたしってば、ストレスやネガティブにはなりにくいし鈍感だけど、自分の周りで起きているいろんなことには敏感に反応して感情が動きやすいタイプみたいですね。情が深い、とかそういう意味…なんだろうか。あら、うれしいなぁ。
これからの対策を考える
この検査でわたしは遺伝子的には、ネガティブじゃないし、ストレス耐性が低いわけでもないことが分かりました。これはかなり希望があるというか!
…考えてみれば、わたしって確かにネガティブではなかった。
うつ病になって人生終わったわとか一通り絶望はしたものの、暫く経ったら「絶対にこのまま倒れてやらんからな!」的な謎の逆切れモードが始まり…そしてこのブログを開設し… どう考えても、ネガティブな人間がやることではなかった。
社交性は良く分からないけど、確かに人見知りをするタイプではない。ただの陰キャなだけであって… 割と誰とでも仲良くなれはするけど、過去のいじめ経験でねじ曲がってる感はある。
きっと、色々難しく考えるよりも、直感で行動した方が私にはいい結果が付いて来てくれる…のか?とか思ってみたり。
…自分の中に「そもそもこういう性格が潜んでいる」というのが分かれば、それがお守りみたいになって「自分だってこうなれるはず!」みたいな力になりますね。
こういう気付きってさすがに自分で分析するのは難しいし、お金は結構かかりますけど一生ものの結論(遺伝子って変わらないし)ですから、そう思うとお得ではある。わたしは検査してよかったなぁって思います。
結論
すんげぇ面白かった。
自分の性格について周りから言われることと自分の認識とでズレがあるなぁと思って悩んでる人とか、すごくお勧めしたい。うつ病患者で性格改善したいなとか思ってる方も是非。いろいろ丸裸にされて分かっちゃいますよ…
ちなみに、今回は紹介していませんが、各検査項目についてはちゃんと学術論文に基づいた分析がなされていて、その紹介もしてくれています。此処まで開示してくれているので、お勉強したい人も良いかもしれないですね。
お時間とお金に余裕がある方はぜひどうぞ。
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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
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