こんにちは。中瀬一菜です。
今日は、突如として襲い掛かる憂鬱タイムから解放される方法を考えましたので、そっと記録しておこうと思います。
急に襲い掛かる憂鬱感、虚無感、自己否定の嵐…
わたしは、現在うつ病で休職していていますが、THE☆うつ病な症状はほぼ収まっています。希死観念もないし、朝起きられないとかもないし、気分が落ち込むこともほぼないです。
ですが…ときどき、思い出したように憂鬱になって苦しいときがあるのです。
毎日お休みして自宅で過ごしているので、外から刺激を受けることはないのです。一見穏やかな時間を過ごしているように見えるかもしれないのですが、心の中ではそんなことはなく…
- 仕事もしないで何をやってるんだろうと、ふと我に返る
- いつまでこの時間が続くんだろう・社会復帰できない気がしてきた
- 今日も何にも役に立たずに終わる…役立たずな人間だ
誰に何を言われたわけでもないのです。きっかけはなにもない。でも、ふっと思い出したように、うつ病の典型的な症状で苦しんでいた頃の感情が溢れてくる…
うつ病を患っていなくても、ふと憂鬱になるときありませんか? 少し先の予定が気になって落ち着かなくなったり、誰かの反応を待っていてハラハラしたり…割と誰にでも当てはまるような気がします。
こんなとき、どうすればこの辛い時間から解放されるのでしょうか?
ただじっと丸まって憂鬱な気分が過ぎ去るのを待つのは、ちょっと苦しすぎる。そうではなくて、なにか対策があれば少しでも過ごしやすくなると思うのです。
今回は、この方法についてわたしなりに実践&実験してみて良さそうだったものを紹介したいと思います。
わたしの考えた辛い時間から抜け出す方法
憂鬱な思考が頭の中をぐるぐるして辛いときって、具体的にどんな状況なんでしょう?
苦しいけどよくよく考えてみると、ずーーーっと悪いこと・憂鬱なことの原因的なモノを延々と考え続けていることに気づきました。
きっと、この「考え続ける」ことを止められれば、辛い時間が消えるのではないでしょうか…?
そして、わたしが信仰するDaiGoさんも同じようなことをおっしゃっていましたので、確信しました。マジでDaiGoさんのニコニコチャンネルに入会した方がいい。めちゃくちゃ勉強になるから。月額540円で世界中の学術論文に基づいた知識を教えてくれるぞ!
具体的にその方法は、「考え続ける」ことから気をそらして、別の何かにぐっと集中すること!
わたし的に効果があるなと感じた「集中できるなにか」をご紹介したいと思います。
話数の多いテレビ等を見る
これは割といい感じでした。「話数が多い」というのがポイントです。
ひたすら見ていくと、これだけ見たんだなと視覚的に量が分かるので達成感がありますし、続き物のテレビ等は一度集中するとずーっと見られるので気付いた時には憂鬱感が消えていました。
…ただ、これはちょっとあまりよろしくない点があって、視覚的な量を認識することで、「なんて無意味な時間を、それもこんなに長時間、過ごしてしまったんだろう!」と逆に余計に落ち込むことも。
わたしとしては、なにか教訓めいたものを教えてくれるテレビ等が良いと思います。何かしら知識として身に付くので、無駄な時間を過ごしたと思うことも無いので。それで話数が多いと集中できる時間が長くなるのでなおよい!
ですので、YouTubeでゲーム実況を見るよりかは、NARUTOやBLEACH,ワンピース,仮面ライダー系などを見る方がいいと思います。Amazonのプライムビデオ,dTV,Netflix,Huluなどお家でも見られる配信系のサイトはたくさんあるのでお手軽ですし。
工程の多いお菓子・パンを作る
もしお菓子やパンを作ることに抵抗が無ければ、わたし的にイチオシの方法!
モヤモヤと憂鬱感が出始めたら、めちゃくちゃ工程の多い面倒くさそうなお菓子やパンを作るのです。
たとえば、アイスボックスクッキー,デコレーションケーキ,フルーツタルトあたりは、どれだけ本格的にするかにもよりますが、3,4時間はかかるかと。
パンの方は、発酵させる時間がかかりますので、より長時間拘束されます。中でも、捏ねて丸めて終わりではない、メロンパンやシナモンロール等は成型も重要になるので慣れていても3,4時間はかかります。(ホームベーカリーを使ってしまうと早く出来ちゃいますが…)
これだけの長い時間付きっきりにならないといけないので、作業をしているうちに憂鬱感は忘れてしまいますし、頑張って作業をした結果物がおいしいお菓子・パンとして手元に残りますから一石二鳥、いや、お菓子・パン作りのスキルも上がりますから一石三鳥、いやいや、お菓子・パン作りは意外と体力勝負ですから軽い運動にもなって一石四鳥です。
簡単なお勉強をしてみる
お勉強というと響きが悪いですが、要は知らない分野の知識を得ていくことです。
わたしの場合、映像の編集を覚えました。効果音やBGMをのせたり、テロップを付けたり等、簡単な編集であればこなせるようになっています。この技術・知識を得るまでに、そこそこの時間を要しました。ガッツリ教本を開いてお勉強というより、適当に触りながら時々Google先生にお尋ねして楽しくやっていく感じです。
今は、映像編集は一通りできるようにあったので、プログラミングをお勉強中です。こっちは適当にというよりも本を斜め読みしながらふ~んって感じでやってます。あとは、DaiGoさんのニコニコチャンネルで、わたしの至らない部分を見つめ直して科学的に治す勉強をしています。
自分が今まで気になっていたけど、手を出せずにいた分野に思い切って飛び込んでみると、もともと興味があるモノなのですぐに時間が経つと思います。それに、ただ時間を浪費したのではなくて、スキルが身に付きますから良いと思うのです。
手芸なんて結構大変ですしどうでしょうか。刺繍・編み物あたりなんてかなーり時間がかかりますよ! 外が良ければバードウオッチングとか。地図に起こしていくとなかなかに大変な作業のような気がします。あとはゲームアプリを使ってポケモンGOとかイングレスをやりつつ、地元の史跡などを巡るのも楽しそうですね。
とりあえず席を立って別の場所へ行く
もし仕事をしているとき憂鬱な気分が襲ってきたら…これは聞いた話ですが、憂鬱な気分になる何かが起こった瞬間に、できるだけ早く(たしか5秒以内とかだったような…曖昧…すみませ…)外の景色を眺めるのがいいのだとか。
そこまでできなくても、わたしがまだ仕事をしていた頃は、嫌なことがあるとすぐに席を立っていました。
トイレでもいいし、休憩スペースでもいいし、ジュースを買いに行くでもいいし、更衣室に籠るでもいいし…とりあえず場所を変えて一息入れます。嫌なことでぐるぐるしている頭を、別なモノに集中して怒りや憂鬱な気分から気を逸らせます。
…それでも腹立つものは腹立つし、忙しければ席を立つなんて悠長なことしていられなくなるんですが。「別の何かに集中する」と分かっていると、対策のしようがありますよね。
自分に合った方法を見つけるのがベスト
わたしの場合はもともとの気質がインドアの引きこもりなので、お家の中で出来る「集中できること」ばかりを対策法をしていますが、憂鬱な気分を晴らすには本当は運動がいいんですよね…
大事なのは「集中して気を紛らわせる」ことなので、人それぞれいろんな方法がたくさんあると思いますので、わたしの方法だけじゃなくマイルール的な感じで見つけてほしいなぁと思います。
*うつ病で休養生活をしている方は、ご無理のない範囲でなさってくださいね。「集中する」のが過ぎた場合、逆に疲れて体調が悪くなるので…(経験者談)
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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
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