小心者でも言いたいことがある。~公務員として働いていましたが、うつ病になりました。~

地方公務員として働くアラサー腐女子。典型的パターンでうつ病を発症してしまう。悩み藻掻きつつも幸せを掴みたい。日々の奮闘をまとめます。

うつ病休職から復帰したけどまた休職!なにが原因なのか徹底分析してみる

こんにちは中瀬です。

このブログで言うと数件前の記事で復帰をお話したばかりですが、また休職することになったのでその件について思うところをまとめたいと思います。

 

人生の夏休み、再来

それは本当に突然の出来事でした。

まじである日突然朝起きれなくなってしまい、そこからずるずる休むこと2週間。さすがにヤバいと思った上司・カウンセラーに促されるまま主治医のところへ駆け込み、問答無用で休職と相成りました。期間はひと月です。

f:id:me10s2ct:20200620180730j:plain夏休みに突入してしまった中瀬さん(やけくそ)

ここまで進むスピード感、半端ないって。

ってさすがにそれは書きすぎでしょ、うつ病ブロガー的に美味しい展開だから盛ってるでしょ、なんてことないです。(こんなことで盛ったところで自慢でも何もない空しいわい!)

日頃から、うつ病を患って以降、体調が日替わりでコロコロするというのは自覚はありました。それでも、手持ちの頓服薬を飲めば回復・だいたい1日こっきりというのが常でした。

が、さすがにここまで大きな「日替わり」は初めてのことです。体感的には、うつ病初期の頃に似ています。とにかく朝が無理。そして無気力。気分は古のFAX、ぴ~~~ひょろろろろ~~~~ってカンジ。思考がまとまらず、そして体は動かない。とはいえ、一応内科的には健康体という矛盾……。

どうやら、わたしの療養生活は新章に突入してしまったようです。

 

 

頭が付いてるなら考えろ

分からないけどここで思考を放棄して躍起になってはいけないと、頭の片隅で体育座りをしているわたしが囁くので、ちょっと冷静になってよくよく考えてみることにしました。

主治医いわく、「最近、大きなストレスになるような出来事はありましたか?」とのこと。う~~~ん…思い当たる節はいくつかあります。

身内の健康

あまり思わしくない者がおりまして。心配なのは心配。礼服は買った。しかし後で考えてみれば、離別って典型的なうつ病突入パターンだよね。

婚活

細々とながら、婚活をしていましたが、とにかくそれが上手くいかない。わたしのフィアンセはどこにいるの。いいからとっとと早く出てこい。まあ、確かにストレスではあった。

仕事

徹底的に話し合って担当したはずの仕事ではあるけど、全くストレスが無いかと言われればそうではない。思うところはあるよね。

……多分、この三つが問題なんだと思うのです。

そして、カウンセラーさんの言葉を借りるなら、こういう複数の思い当たる節によって発生する「軽微なストレスの積み重ね」の結果、総体としてうつ病のわたしには耐えられない量のストレスになってしまい、再び休職を余儀なくされた、という理屈ではないか、と。

ここまで噛み砕けば、まあ、全くの青天の霹靂ではないわな、と納得せざるを得ない…

 

 

事前回避の可能性はなかったのか?

ほぼ青天の霹靂ではありましたが、実は然程ショックを受けてはいません。

というのも、前から主治医に言われていたのです。

(復職決定のとき)

主治医「絶対に、一度落ちますからね~」

この「一度落ちる」というのが、今回の再休職というわけなんだそうな。そう、すでに予言を受けていたのでした。そして無事フラグ回収です。良くないわい。

とはいえ、わたしとしては悔しい話です。せっかく肩身の狭い半ニート生活から脱却して労働とその対価を得ることができるようになったのに、また逆戻りかーい! なんとか阻止することはできなかったんでしょうか。諦めの悪いわたしはその可能性を考えてしまうわけで。

主治医「そのうち、自分の体力配分を覚えていけますよ~」

中瀬「ふむ…感覚の問題か…!」\ヒラメキ/

要は、パイの切り分け問題というわけらしい。そして、自分の体感を頼りにコントロールが必要、と。

なるほど、ということは、わたしは今回の復職が一回目ですから初めての復帰でした。初めてのことですから失敗するのはまあしょうがないとしましょう。

しかし、今回のことで感じた「感覚」は大事に握っておかなければならないようです。

  • 全くの突然に起きた再休職ではないこと
  • 思い当たる節(大きなストレス)があったこと
  • これから自分の活動可能限界をより正確に知る必要があるということ

三つ目の活動可能限界については、今後の課題ということになります。より自分の身体の声に耳を澄ませて、どこから疲れていると判断するのか、どういう回復方法を取るのかという可動域を慎重に見極めつつ、活動可能限界の上限を引き上げる方策を探ることがこれからの課題、というわけです。

 

 

まさかの2クール目、はっじまっるよー♪

なにはともあれ、あれで最後と心の中で山口百恵の「さようならの向う側」を流しつつステージの上にマイクを置く気分で、つけっぱなしのPCの電源を切り、職場に戻ったつもりなのですが……

まさか、二度目があるとは。こういう意味でのカムバックは全くもってお呼びじゃないってよ。

まあ、人生の夏休みですし。夏休みは楽しまないとね。夏休みなんだから何度あってもいいじゃない。(自己暗示)

 

ということで、これからは中瀬さんの人生の夏休み~2クール目~をお送りいたします。今後の中瀬さんの奮闘にご期待ください!\ファイティン!ワタシ!/

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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
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