こんにちは。中瀬一菜です。
今日は、今週のお題に挑戦します。
ー今週のお題「私のアイドル」ー
1 少女‐ロリヰタ‐23区との出会い
アイドル…かわいくてフワフワした女の子…かっこよくてキラッキラな男の子は、わたし苦手なんですよ。
厳しすぎるのかもしれません。表と裏を勘ぐってみたり、ちょっとした視線の方向や笑顔の消え方が気になったり、好かれるための存在としてのアイドルにちょっと同情したり…純粋にアイドルに心酔することはありませんでした。
が、わたしが唯一、崇拝する勢いで大好きになったのが、少女‐ロリヰタ‐23区です。
ご存じない方にむけて布教すると、少女‐ロリヰタ‐23区は、ヴィジュアル系バンドです。
高校生のころ、なんだかもう色々と大変なことが重なったときに、出会ったのが彼らでした。友人がヴィジュアル系が好きで、彼女はアンティック珈琲店とかアリス九號.とか当時めちゃ人気のバンドを推していて、ポスターやら音楽やらと初めて接しました。
へー、こういう世界があるのねと、ちょっとは興味はありましたがその時はスルー。
ですが、ロリータ系のファッションに興味がもともとあったので、出来心で高校近くの本屋でそういう系の雑誌を立ち読みしたのです…ここからすべてが始まりました…なんとなく、ロリータとヴィジュアル系ヴィジュアル系って領域が近いような気がします。似た者通しというか、仲間というか…
まだ子供だったのと、それも子供でも心がちょっと荒んでいたのもあり、あっという間にズルズルとヴィジュアル系に心酔するようになりました。
当時からたくさんのバンドがありましたが、わたしが大好きになったのは、少女‐ロリヰタ‐23区でした。
2 少女‐ロリヰタ‐23区のここがいいんだよ!
高校生の頃のわたしは、毎月通学のバス代と当時通っていた塾の前に食べる間食のお小遣いのみで生活していたので、好きに使えるお金はごくごく僅かでした。
少女‐ロリヰタ‐23区が大好きだけど、CDは当然買えるはずもなく…雑誌を集めたいけどもちろん買えるはずもなく…
せめて音源だけでも聞いていたい!ということで、無い知恵を絞って某動画サイトに上がっていた動画を何回も繰り返し見ていました。
*あんまりよろしくない行動ですが…本当はお小遣いを貯めてCDを買うのが一番!ですよ!
メンバーの全員が大好きでした。みんな大好きなバンドって、わたし的には珍しくて、だいたいボーカルに集中しちゃうのに、全員の個性にひかれちゃったんですよね。
ドラムのBANちゃんはちょっとキチってる感じが最高だったし(誉め言葉)、
ギターのユ≠キさんは麗しすぎて存在が神だったし、
同じくギターの龍兎さんはイケメン過ぎてヤバかったし、
ベースのリョヲ丞(通称:ヲ様)はメンバー思いで大人だなぁって感じだったし、
ボーカルの颯ちゃんはもう可愛すぎなのに歌上手くて私の推しでしたし…
なにより歌ですよ。歌が良い。
ヴィジュアル系ってどうせごちゃごちゃ着飾って化粧して綺麗になってる男性を好きになるだけでしょ?歌なんて二の次でしょ?というかヴィジュアル系の歌って取っ付きにくいわ!なんて思われそうですが、いや、そんなことない。
当時の荒んだわたしには、ちょうどいいお薬みたいな音楽だったんです。普通のロックバンドと比べると、激しくて歌詞も排他的というか利己的というか、そういう印象があったんですが、当時のわたしにとっては心地よかったんです。危なっかしいですけどね。
当時もたくさんのヴィジュアル系バンドがありましたが、特に彼らがぴたっときたんですよね…こればっかりは感じ方の話…
特に好きだったのが、『ジェノセンス』です。
あとは『未完成サファイア』、『黎明‐reimei‐』、『RED ROOM』です。下記のアルバム(後にちゃんと買えたんですよね…)に収録されています。

- アーティスト: 少女-ロリヰタ-23区
- 出版社/メーカー: Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)
- 発売日: 2007/11/07
- メディア: CD
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これ、何百回と聞いてます。10数年たった今でも未だにちょっと聞いたりします。わたしの青春は彼らと一緒だったんだなぁ。
3 無期限休止…でもご安心ください!
でも、少女‐ロリヰタ‐23区は2012年に無期限休止してしまいます。
一度もライブに足を運ぶことなく…無期限休止…わたしの青春が終わったなとちょっと寂しくなっちゃったりしました。
というか、休止前の2009年にはボーカルの颯ちゃんが脱退しちゃってたんですけどね…ヴィジュアル系バンドあるあるの脱退と休止…辛すぎます。
ですが!
つい最近の2016年に復活したんですやったー!!!
颯ちゃんも戻ってきてます。わたしの青春が返ってきました…しかも今や大人の財力(休職中)を手にしていますから、ライブだって行けちゃいます。
ここ数日は、元気になったらあれをしたい、これをしたいと考えることが多くなっていますが、彼らのライブに行くこともその一つ。
まずはせっせと音源買って現在の若いバンギャに紛れられるように、予習をしなければならないなと、あれこれ考えこんでしまう古参なのでした。
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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
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