こんにちは、中瀬さんです。じさつについて考察します。
ところで、推しが死んだことあるヤツ挙手
推しっていっても、二次元じゃなくて、三次元の話ね。二次元の方は安易に死にがちだが、三次元の推しってなかなかじゃないですか。居て当然というか。
それがまあ、中瀬さんの推し、死んじゃいまして。
わたしが、今までも・これから先も一生、全人類で顔が国宝と崇める推しとは…
最近の彼はなんかとても良い子ちゃんってカンジで、こんな売り出し方をしてたかなアと疑問でした。ちょっと前までは、お馬鹿チャン系路線に片足突っ込んでたような…いつから日本を背負うカンジの俳優さんになったんだ…? まあ、顔が国宝ですからね、そりゃ当たり前か。
ナマの推しを一回だけ見たことがあります。某舞台を観劇したのでした。
もう、ガチ恋した。というか、観客全員ホレたと思う。二階席からでもわかる目力、すばらしい。これからもっとお上手になって、活躍するんだわ。それから私推しと結婚する。そう信じてやまなかった。一週間ぐらいたって、我に返りましたけど。
死因:じさつ
ニュース速報の第一報を受け取ったとき、忘れもしない、わたしはコメダ珈琲店でお茶していました。
一気に味しなくなったよね。は???????????????????ってカンジ。
いやいや、いやいやいや。まっさか。
しかし、まさかにはならず、事務所メッセージだとか、しんでるところの様子とか、その他色んな具体的なことがどんどん流れてきて、ああこれは本格的にそうなんですね、もう覆らないんですね、そっかそっか…そっか。
納得したら、次は怒りが湧いてきた。
じさつって、なんなん。周りの人間、なにやってん。つーか、じさつって、馬鹿か。
中瀬さんは仏教徒ですので、そういう括りで話をすると、じさつは一番重い罪とされていて、地獄行確定だそうな。死後にあるのは楽な世界ではなく、そこからが本当の苦しみが待っているらしい。知らんけど。ワシ、死後の記憶ないし。
あーあ、推しが居なくなったうえに、地獄行確定(諸説あり)とは、これ如何に。
まだ推しが生きているみんな、ほんとうに生きているうちに推せるだけ推そうね。
いつまでも、生きていると思うな親と推し。
時間とお金を惜しむことなく、思う存分つぎ込もう。そうじゃないと、ほんとうに後悔する。大好きって気持ちはどんどん外に出して、どんどん本人にぶつけよう。
じさつダメ絶対?
とはいえね、中瀬さんも心の病を患ってじさつは割と身近なので思うのですが…
ほんとうにしにたいときは、しにたいしか考えられないんだよなァ。わかりみ。
だから、わたしはじさつダメ絶対、とは言えない。どうぞどうぞ、とは言わないけど、その選択肢があることを否定はしない。推奨はしないけど。存在は認める。
悲しいかな、それしか選択肢がない状態ってあると思うんだ。本人が良いなら、それでいいと思う。悲しいけど。当該本人の周りの人間までもが、それで良いというかどうかは置いといて。
というか、外野で「じさつなんてダメだよ!(キラキラ)」っていうの、本当に黙ってろって思うの。そういうオメーこそじさつなんてイチミリも考えたことねーだろすっこんでろ感ある。キレイなものが好きな人なんだろうなって思う。身勝手。勝手にクリーン作戦やってろ。
そういう意味でも、わたしはすっこんでいたい。人生キレイなことばかりじゃない。信じられないくらい酷い場面もたくさんあるし。苦しみが分かるから、傍観させていただきますね、お口チャック。
だからこそ、わたしは、お節介かよって言われるくらい、他人の気持ちに寄り添いたいと思う。それは、もちろん、出来る範囲・やりたい範囲で。お節介上等、ガンガン人生に干渉させていただきます。
じさつしたいって思うまでの間に、よいしょー!ってしたい。(謎)
ほんとうにね、気持ちは口に出さないと、マジで伝わらない。みんな、顔に全然でないんだもん。出るくらいになった頃には、もう病気なんだよな…
これは、自分自身にもブーメランしてることであって、顔には全然でないから、気持ちはちゃんと伝えようねって思ってる。とくにマイナスな気持ちならなおさら。イヤです・ダメです・キライです、この辺徹底したいと思うの。察してほしいは甘え。ちゃんと自分から発信しよう。
しんどいならしんどいって言っとけ、言う分にはタダだし
現在進行形でしにたいなら、勝手にどうぞだけれど、ちゃんとしんどいならしんどいって周りに言っとけよって思う。急にしなれるとマジでビックリするから。ちょくちょく黄色信号を回していただいて、それから関係各位にしんどいですって進言してもらって、それでも選択肢がないなら初めてじさつを検討していただきたい。その選択肢までは否定しないよ、わたしはね、というお話でした。
関係各所で相談窓口ありますんでぜひどうぞ。ないよりマシかと思います。
同じく推しがなくなった系のみなさま、心中お察しいたします。わたしの推しがしんでもう結構経ちますが、いまだに過去の推しの映像や写真を見るのが辛くて、視界に入る度に病みます。ちょっとずつ、推しのいない世界に慣れていきましょうね。
わたしは、自分がしんでからの楽しみが一つ増えたと考えるようにしてます。
わたしが意地でも天国行きになる予定ですので、そこで「地獄観光ツアー」的なのに参加して、列車だかバスだか知らんけどそこから地獄を高みの見物して、推しを意地でも見つけ出して「あの時じさつしやがって馬鹿野郎!お前の顔面、一生国宝だったわ!好き!!!!!さっさと罪清算して転生しやがれ!!!!!またわたしに推されとけ!!!!!」と一言物申すつもりです。(?????)
ー----------------------
書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
Twitter https://twitter.com/ebihuraiumeeee
Instagram https://www.instagram.com/utsu.kokuhuku/