こんにちは、中瀬です。ちょっと一息付けたので早速近況報告をば。
グラフィックデザイナー
ってなんぞや?って感じですが、目に見えるのあれこれをデザインする人だと思ってます多分あってますかね自信ないわ…
たとえば、新聞の広告。
たとえば、あのお店のロゴ。
たとえば、駅で見かけるポスター。
こういうのは全部グラフィックデザイナーが関わっています。デザイナーという肩書を使っているかは置いておいて…
超超超有名になると、ユニクロやヤンマー、セブンイレブン、TSUTAYAなんかのデザインを手掛けている佐藤可士和さんなんて神様みたいな方もいらっしゃります。
私が好きなのは葛西薫さん。サントリー系列のデザインを多く手掛けられていて、とらやの羊羹のあのとらやのデザインをされています。下記が葛西さん所属のサン・アドさん。(すごいスタイリッシュなページ!)
と、まあ、こういう世界です。
デザインする人になるということ
とまあ、先程触れたような雲の上の神様のような方々が、バリバリの現役でドッカンバトルを繰り広げている戦場にわたしも参戦しようと自動小銃ならぬ三菱トンボ鉛筆を握りしめているわけですが……
まあ、たった6ヶ月でデザイナーのスタートラインに立つのが土台無理という話であって。
そんな無理を通すには、こちらも無理をするということ。無理を通して理屈を引っ込め、せり上がる疲労感と絶望感をどうにかいなしながら、日々課題に締め上げられているわけです。
特に最近は、デザイナーって…?と考えることが多くなりました。
やはり、訓練も佳境に入っていますから、課題の内容も難易度マシマシのマシ、これ以上頭をひねっても何も出ません!出涸らしの茶葉の方が何か出ます!もうカッサカサ!ってカンジ。(それでも微笑みながら考えろという教師。心をどこに置いてきた。)
カッサカサになりながら、デザインをひねります。
ちょっと角度を変えてみたらどうだろう。
この線を伸ばしたらどうだろう。
色を変えたらどうだろう。
配置をずらしたらどうだろう。
浮かんだ選択肢を試して可能性を潰していく。そんな果てしない作業の中、たったひとつの完成を求める――高校の数学の方がまだ優しい。そんな世界です。
そんな中、教師の一言が耳に残りました。
生徒「デザインの終わりってどう決めるんですか?」
教師「作品と対話して、これ以上足すものがなく、引くものもなく、デザインで伝えたい意図が自分・お客さん・お客さんのお客さんまで伝わる、そこで終わりです。」
中瀬さん「(キャプテン翼かよ。ボールは友達ならぬ、デザインは友達ってか)」
そしてまたこんな会話も印象的でした。
教師「自分のデザインを恐れないほうが良いですよ。独立するなら、なおさら。デザイナーという界隈に染まってはいけない。いつも新しいものを作りなさい。」
なるほど、デザイナーという生き物が分かってきました。
要するに、いつだって限界突破、新しいものを見つける。
僕のヒーローアカデミアでいうところのプルスウルトラ!な世界なのだ。
そういう世界にマジで生きている人なんだ。命がいくつあっても足りやしない。何を勉強してもたりやしない。労働基準法なんかクソくらえ。(?????)
隣の畑は青くなかった
こういう世界観のグラフィックデザイナー。わたしは対して深くも考えずに職業訓練にやってきましたが、改めてわたしはグラフィックデザイナーになりたいと思いました。
いやあ、仕事にこういう感覚って初めてすぎてオラわくわくすっぞ!
公務員のお仕事がいかに肌に合わなかったか……こういう世界観、好きですな。
って、中瀬さん、当初なりたいっていってたwebデザイナーはどうするの!?!?!?ってカンジですが、ご安心召されよ、webの方もやって行きたいと思っておる。
そう、課題というのは、webデザインのものも含まれているのであった!(白目)
今はサンプルページを作っているところです。いい加減、このブログのデザインもやり直したいところ。ポートフォリオだけを集めた個人サイトも立ち上げたいし……やりたいことは山ほどあるのだ。
とはいえ、わたしってばちゃんとうつ病患者なので、体調も気を付けて日々の当り前な元気はお薬あれこれのおかげだと感謝を忘れず、日々精進したいです。押忍!
ー----------------------
書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
Twitter https://twitter.com/ebihuraiumeeee
Instagram https://www.instagram.com/utsu.kokuhuku/