小心者でも言いたいことがある。~公務員として働いていましたが、うつ病になりました。~

地方公務員として働くアラサー腐女子。典型的パターンでうつ病を発症してしまう。悩み藻掻きつつも幸せを掴みたい。日々の奮闘をまとめます。

障害年金貰えるわ~と思ってたら、まだもらえる給付金があった!~共済がんばれ編~

こんにちは、中瀬です。障害年金について続報があります。

前回のお話は下記からどうぞ~

www.me10s2ct.com

 

 

ちょっと透けてたけど…

前回のお話で、公務員の場合は共済組合があって~…というお話をチラっとしたのですが、これがまさかの伏線になりました…

大変面倒で細かい話なのですが、本題に入る前に、年金にかかわる制度と組織を整理したいと思います…

二階建て制度

2種類に分かれています。基礎年金と厚生年金。これはよく聞く話。障害年金でも同様です。

平成27年度までは、公務員は共済年金というものに入っていたが、一本化されて厚生年金に仲間入りをします。

日本年金機構

日本年金機構法に基づき公的年金に係る一連の運営業務を担う非公務員型の特殊法人。厚生労働大臣から委任、委託を受けて、保険料の徴収や年金給付などの年金事業を行う。

基礎年金と厚生年金の一部について事務をしてくれるのはココ。民間にお勤めの場合は、ココにお世話になることがほとんど。

各種共済組合

なんですが、厚生年金に一本化した後も、「共済」と名前の付くものは残っていて、それが今も公務員の年金に関する事務をしてくれている各種共済組合です。

下記URLが(日本年金機構よりも)大変分かりやすかったので、ぜひご覧になってみてください。

www.kkr.or.jp

 

 

謎の給付金事件

なんとなくお察しの通り、日本年金機構と共済組合の連携は微妙です。

なので、いろんな情報がうまく連携できず、後手後手に回ってしまうんです…

そして今回の事件、謎の給付金事件へ発展します。

というのも、話は遡ること約半年。障害年金の申請を共済組合に提出した後のお話です。

あまりにも時間がかかる事務なので、共済組合の方のお気遣いで、「今こんな感じですよ~」という連絡をいただいていました。

それがあったので、障害年金証書を受け取る前に、給付が決まったことを知ることができて記事化もしたんですが…(それは下記をどうぞ。)

www.me10s2ct.com

その電話を貰った時に、ちらっと聞いていたのです。

年金事務所にいって、給付金の手続きをしてくださいね」と。

耳聡いわたしは、この旨を手帳に書き留めていて、しっかり覚えていたんですね~~~

そして、障害年金証書が手元に届いた今、あら今度は年金事務所に行かなくちゃ!と先走っていたのでした。

まあですが、聞き間違いもあれかと思い、念のため共済組合にお電話。

やっぱり年金事務所へ行けとおっしゃる。わたし、間違ってなかった。

そして、年金事務所側へとりあえず電話をしてみたわけです。

中瀬「かくかくしかじか給付金ください!」

相談員さん「へ? え~と、緑色の封書は届いてませんか?」

中瀬「ないです!」

相談員さん「あれぇ? 少々お待ちください」

という感じで「少々お待ちください」を何度かやり過ごすと、相談員さんが申し訳なさそうに…

相談員さん「共済との連携がイマイチで…情報が届いてないようです…」

中瀬「Oh…」

相談員さん「封書を発送すると時間がかかるので、窓口に行かれますか?」

中瀬「行かれます!」

…相談員さんにちょっと申し訳なくなったネ。

ということで、電話をした日の数日後、窓口へ行ってきました。手続きは紙一枚書くだけ。1分もあれば終わりました。なんじゃこりゃ!

※この給付金は、受給権利が発生した当初に遡及してまるっといただけるものではなく、申請をして受け付けたときからのお金をいただけるので、早く申請したほうがオトク。

 

 

障害年金生活者支援給付金

謎の給付金――正式名称は、障害年金生活者支援給付金といいます。(老齢年金、遺族年金でも同様の給付金が出ていますよ。)

www.mhlw.go.jp

消費税率引き上げ分を活用し、公的年金等の収入金額やその他の所得が一定基準額以下の方に、生活の支援を図ることを目的として、年金に上乗せして支給するもの

貰える条件をまとめると以下の通りとなります。

  • 条件1…障害基礎年金を貰っている人である。(つまり、障害等級は2級または1級の人が該当する。)
  • 条件2…前年の所得※1が4,721,000円※2以下である。(※1非課税収入は、年金生活者支援給付金の判定に用いる所得には含まれない。障害年金自体は非課税収入なので、それ以外の収入の額ということ。)(※2扶養親族等の数に応じて増額あり。)

そして、肝心の額ですが、定額で決まっています。

5,020円(月額)が、証書に記載された障害年金額に上乗せされます。年額にすれば、60,240円。しっかり助かりますね。

ちなみに、今回の中瀬さんは自発的に動いて勝ち取りましたが、本来であれば、該当者であってもなくても、封書での案内が届くそうです。

…なにも届いていないということは、お察し案件ということですね。

公務員・元公務員の皆さま、お気をつけあそばせ!

 

 

ようやくすべての手続きが終了…?

とりあえず電話って大事なライフハックだよね!

電話で助かる命(HPともいう)ありますわ…しかし年金事務所に電話したら、ねんきんダイヤルというところに繋がったのですが、大変丁寧なご対応をいただきました。

平日の昼間でも繋がりにくくてちょっと待ちましたが…。でもまあ、この電話で最寄りの年金事務所への来所予約もできて、とても便利でしたよ。

ということで、今回のお話はここまで。

障害年金貰ってる勢、給付金もちゃんともらってる?特に公務員・元公務員勢は要チェックだぞ~~~貰えるものはしっかりちゃっかりパクッと貰っておこうな!!!

 

 

追記:ようやく決定される@11月下旬

あれからすっかり忘れた頃になって、一通のおハガキが届きました。

年金生活者支援給付金 支援決定通知書

受付の際に、1~2か月はかかるよと聞いていたのでまったり待っていましたが(待っていることも忘れていた)案内の通りに届きましたね。ようやく本件完了です。

この給付金は、受給の権利が発生した当初に遡及して振り込まれない給付金なので、申請が早いほどオトクです。

みなさまくれぐれも申請し忘れの無きよう!特に公務員勢!気を付けて!

 

 

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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
Twitter  https://twitter.com/ebihuraiumeeee

Instagram  https://www.instagram.com/utsu.kokuhuku/

note        https://note.com/me10s2ct

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